ディミトリーのセッション③
- 2018.11.22
- 非言語コミュニケーション
- 依存症

軽早足でポスティングするレッスンをし、その後長らく駈歩をして、彼はかなりの時間、馬上で身体を動かしました。レッスンの後、馬具を片ずけて馬を戻しに行く間、ディミトリーは多くのことを語ってくれました。
そのきっかけは、私のたった一言でした。それは私が彼にしてあげることができた、最も重要な言葉がけだったかもしれません。
「あなたのことを話ししてくれる?」
あとは彼の話を聞いていただけでした。遠い将来、いつか彼はウクライナの孤児院に行って、子どもたちを助けることをしたいらしい。「僕には施設の子どもたちの気持ちが分かるから」と言っていました。そして大学に行こうと思っていると話してくれました。そのためには、今回は絶対に麻薬を止めると言っていました。
馬の乗って身体を動かすと、身体と心と脳が繋がるのかな。
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