テーマ51:子どもの真のパワー

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※ こちらの記事では、旧ブログ『学力は全米トップ0.1%〜秘訣は幼児期の教育(2005年5月〜2007年3月)』の内容をそのまま公開しています。

考えるポイント
赤ちゃんが泣いても、また笑っても、私たち母親はそわそわして落ち着けなくなり、赤ちゃんに吸い込まれてしまいます。赤ちゃんパワーは凄い!しかし・・赤ちゃんや小さい子供たちのパワーって、一体何なのでしょうか?大人になったら同じようなパワーがいつの間にか消えて無くなってしまうのかしら?でも、大人でも赤ちゃんパワーに近づける方法はないのかしら?

ふ~~ 寝た寝た、やっと寝てくれた。赤ちゃんが寝てる隙に書いてしまおう。。。最近、私の頭は、平日毎日8時間預かっている赤ちゃんのナサちゃんに完璧に侵略されております。そんな折、赤ちゃんについての気づきがありましたので、それについて書いてみたいと思います。

「お~~~~、そういうことだったのか~~~! ユリーカ!」と、今更ながらに気づいたことがあったのです。それは、夜シャワーを浴びていた時のことです。無心でシャワーしたいところですが、昼間に脳を侵略されているため、一人の時間に考えなければいけないことがたくさんあります。(もしかしたら、考えなくても生きていけるのかもしれませんが、考えちゃいます)

 
まずは、ある人が頭の中に登場しました。勝手に登場してきたので出演料はあげません。少しすると、彼女のことで思いを巡らせている自分に気づき(きっと彼女も今、私のことを考えているに違いない)と思ったものの(あたしゃ今忙しいんだョ ゴメンよ)と、消えてもらいました。そして、テレビのチャンネルを変えるように、違う物事へと心を移すと・・ま~、次から次へと、まるでゴミ箱の中からゴミが沸き出てくるように、様々な雑念がクルクルと頭に浮かんでくるではないですか。

それらのことを一つずつ、そして少しずつ考えては消す作業をしながら、はたと、(なんでシャワーしてる時に、シャワーを浴びていることを感じないで、心があっちこっちに行っちゃっているんだ?)って思ったんですね。

そして、次に思ったのは、赤ちゃんの相手をしている時には(ゴミのような想念が頭の中に渦巻いているヒマはない・・)ということ。つまり、赤ちゃんと向き合っている時には、今ここにある目の前の赤ちゃんだけに心を向けている自分がいるのです。だから、心が過去の出来事に捕らわれていたり、未来の空想に浸っていたり訳の分からんくだらん憶測にはまっていたり・・そんな悠長なことをしている余裕がないのです。

というか、赤ちゃんってめちゃくちゃかわいいじゃないですか。だから、ただ単に他のことなんて考えられなくなっちゃうのよね。

しかしここで、(だからだー!だからなんだー!)と気づいたのです。赤ちゃんの面倒を見るようになってからいくら睡眠不足が続いていても疲れないのです。そっか、だから小さい子のいるお母さんは、元気でいられるんだ~!

 
そう、、、、、

赤ちゃんが、雑念をたくさん持っている大人を今、ここに、この場に、地に足をつけられる、今この時のこの場に連れて来てくれて、つなぎとめてくれるのですね。

 
さて、、、、、、

「今ここに」自分を存在させるというマインドを赤ちゃん無しに持とうとしたら・・瞑想などのトレーニングが必要なほど、意外と難しいことかも。あなたの場合はどうですか?それできる?自分が何を考えているのか意識して、敢えて雑念を消すことできる?

ああ~~、またしても子どもたちと一緒に長い時間を過ごせる私たち母親って、なんてラッキーなんだろうと思わずにはいられないのでした。ところで、お母さんは子どもがちょっと手を離れるようになったら子どもパワーがきれちゃって、体調を崩し易いから気をつけてね。

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