佐和子って誰?でも、佐和子さんに物申します

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佐和子さんに物申す

昨日、自己超越の欲求、つまり大我を持って子育てすれば、日々の子育てにおける問題は自然と自分で解決でき、更には大我があれば諦めたり挫折せずに前に進めるようになると書きました。

でも、マズローの図を見て(うっ、第6段階に到達するのは、特別な人しか無理。私はまだそこの段階には行けないわ)と、最初から匙を投げた方もいらっしゃるかもしれません。しかも追い打ちをかけられるように、「大我の心で子育てをしよう」なんて言われたら、(お花畑の住人ですか?なに理想ばっかり語ってるのよ。寝ぼけたヤツだ。)なーんて思われたかもしれません。

私はそうした架空の人物に向かって言います。臨場感を出すために名前もつけておきます。いそうでいない佐和子さんにします。

ではここから、

「佐和子、寝ぼけているのはキミの方だ。目を見開いてよーく見よ!」

と、少々おおざっぱに佐和子さんをバサバサ切り倒します。

佐和子さん、よーく考えてごらんなさい、今の日本では100年前の大金持ちさえ持ってなかった、iPhoneとかコンピューターをみーんな持っている。生きていく上で必要な情報は、検索すれば必要以上に出てきます。情報があり過ぎて困るというくらいに。食べ物だって豊富にある。

ですからアータ、自己超越欲求への道は、金銭的にも余裕があって、好きなことができて生活も余裕がある人しか無理、なんてことはないんですよ。


え?なに?所属の欲求が満たされてない?佐和子さん、何をおっしゃるウサギさん。自分から参加しようと思えば、たとえ仕事してなくても色々なグループを探せませんか?

だから、所属の欲求が満たされていないというのは、あなたがそれをできない環境にいるのではなくて、やらない選択をしているんです。


なぬ~、今度は親の言うことを聞いて生きて来たから、自分が生きたいように生きてきてないってえ?だから自己実現がまず先ですとォ?

佐和子さん、あなたは親の言うことを聞いて生きる方を選んだのではないですか?あなたは既に自己実現しているんです。自分で選んだ道を歩いてきてるではないですか。

自己実現欲求が満たされようがなかった、400年前のお百姓の庄三郎さんは、親の意志を継いで大我のために生きようと、村のダム作りに生涯を捧げました。

でも庄三郎さんは、(おらは自己実現できなかっただ)なんて一言も言わなかっただよ。その代わりに彼は死ぬ時に、おらの人生悔いはねえって言っただよ。


え?承認欲求の段階をとばしているって?ああ、それね、はいはい、それですね。認められたいんですね。誰にも認められてこなかったという気持ちがあるんですね。

うんうん、そうですね。じゃあ、今から言うことを聞きなさい。いいですか佐和子さん、あなたは既に認められています。

アータ、外に出てごらんなさい。太陽は全ての人を同じように照らしてくれているではないですか。もうね、認められているんですよ、あなたがイヤでも認められているんです。朝日が昇って光が差しているのに、あなたの頭上にだけ雲がかかって日蔭だったら、それこそ神がかりというものですよ。

ああ・・・架空の人物の佐和子さんとの会話で疲れてしまいました。今日はこの辺で、外に出て太陽の光を浴びてきます。でも最後に一言。

なんでもいいからつべこべ言わずに大我を目指せー。良い子はその心があるお母さんから育つんだぞー。

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