佐和子さんに物申す

昨日、自己超越の欲求、つまり大我を持って子育てすれば、日々の子育てにおける問題は自然と自分で解決でき、更には大我があれば諦めたり挫折せずに前に進めるようになると書きました。

でも、マズローの図を見て(うっ、第6段階に到達するのは、特別な人しか無理。私はまだそこの段階には行けないわ)と、最初から匙を投げた方もいらっしゃるかもしれません。しかも追い打ちをかけられるように、「大我の心で子育てをしよう」なんて言われたら、(お花畑の住人ですか?なに理想ばっかり語ってるのよ。寝ぼけたヤツだ。)なーんて思われたかもしれません。

私はそうした架空の人物に向かって言います。臨場感を出すために名前もつけておきます。いそうでいない佐和子さんにします。

ではここから、

「佐和子、寝ぼけているのはキミの方だ。目を見開いてよーく見よ!」

と、少々おおざっぱに佐和子さんをバサバサ切り倒します。

佐和子さん、よーく考えてごらんなさい、今の日本では100年前の大金持ちさえ持ってなかった、iPhoneとかコンピューターをみーんな持っている。生きていく上で必要な情報は、検索すれば必要以上に出てきます。情報があり過ぎて困るというくらいに。食べ物だって豊富にある。

ですからアータ、自己超越欲求への道は、金銭的にも余裕があって、好きなことができて生活も余裕がある人しか無理、なんてことはないんですよ。


え?なに?所属の欲求が満たされてない?佐和子さん、何をおっしゃるウサギさん。自分から参加しようと思えば、たとえ仕事してなくても色々なグループを探せませんか?

だから、所属の欲求が満たされていないというのは、あなたがそれをできない環境にいるのではなくて、やらない選択をしているんです。


なぬ~、今度は親の言うことを聞いて生きて来たから、自分が生きたいように生きてきてないってえ?だから自己実現がまず先ですとォ?

佐和子さん、あなたは親の言うことを聞いて生きる方を選んだのではないですか?あなたは既に自己実現しているんです。自分で選んだ道を歩いてきてるではないですか。

自己実現欲求が満たされようがなかった、400年前のお百姓の庄三郎さんは、親の意志を継いで大我のために生きようと、村のダム作りに生涯を捧げました。

でも庄三郎さんは、(おらは自己実現できなかっただ)なんて一言も言わなかっただよ。その代わりに彼は死ぬ時に、おらの人生悔いはねえって言っただよ。


え?承認欲求の段階をとばしているって?ああ、それね、はいはい、それですね。認められたいんですね。誰にも認められてこなかったという気持ちがあるんですね。

うんうん、そうですね。じゃあ、今から言うことを聞きなさい。いいですか佐和子さん、あなたは既に認められています。

アータ、外に出てごらんなさい。太陽は全ての人を同じように照らしてくれているではないですか。もうね、認められているんですよ、あなたがイヤでも認められているんです。朝日が昇って光が差しているのに、あなたの頭上にだけ雲がかかって日蔭だったら、それこそ神がかりというものですよ。

ああ・・・架空の人物の佐和子さんとの会話で疲れてしまいました。今日はこの辺で、外に出て太陽の光を浴びてきます。でも最後に一言。

なんでもいいからつべこべ言わずに大我を目指せー。良い子はその心があるお母さんから育つんだぞー。

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『人類の幸福について考えるなんて、一体、自分の生活とどういう関係があるんだ?』と、直接自分の問題と思えないことには自然と注意を払わず、生きるために今すぐに功利的に役立つものばかりを求める。

大人になるとどんどんそうなりますよね。きっと私たちの脳は省エネで、できるだけ考えなくてもいいことにはエネルギーを使わないようにできているのかもしれません。

が、子育てにおいては、親は脳にお休みいただくわけにはいきません。とは言え、母親はそれぞれに、いつだってできる限りのことをしようと、常に暗中模索されていることと思います。

ところが、例えば(宿題しない問題)、(勉強がきらい問題)、(いじめられやしないか心配)、(幼稚園探しにオタオタ)、(絵本に興味がない)、(英語教育問題)、(ゲームばっかりして困る)などなど、いつも何かしら目の前の問題があり、それらを解決するために翻弄され、三食作ることと家事と日々の問題だけで精一杯というのが現実・・なんてことも多々あるでしょう。

そんな時、ネットで検索して答えを見つけようとし、その時にもし、輝かしい青年少女たちを育てた親がいる!とか、天才を育てた親がいる!なんていう情報を見たりしたならば、もうこれは自分と比較しちゃいますよね。そして若干落ち込む・・なんていうこと、誰しもあるのではないかと思います。

例えば私は英語を話しますが、英語ができなかった時代も長かったので、心の中でいつも英語ができる人のことをすごいなあと思って、自分の中にちょびっと劣等感を感じることがあるのですね。変な話です。

つまり、できるできないという事実が問題なのではなくて、自分の中にある、人と比較した時に感じる劣等感のようなものは、誰にでも内在しているのかもしれません。

ただしここで、劣等感を持つことは誰しもにあることだからしょうがないようねえ、と人を慰めてお終いにはしません。そうではなく、目の前の日々の子育て問題から解放され、「自分の子どもには与えられた能力を最大限に活かし、人の役に立ち、自分でも幸福になれる人間になって欲しい」という親の夢を、叶えることに近づける方法をシェアさせていただきます。

『コレ』はすっごく重要な話ですので(と、本人は思っている)、是非、お読みください。

どんなに優れていると思える教材よりも、どんなに素晴らしいと思える教育方法よりも、親が『コレ』を持っていれば大丈夫。子どもの能力を最大限に発揮させ、人の役に立ち、自分でも幸福になれる人間に育てることは可能です。夢や希望ではなく実現します。現実化します。

そのために一番効果があるのが、私は『コレ』ではないかと信じています。

うちの息子はずっと全米でトップ0.1%の成績でした。息子に勉強しろと言った記憶はありません。彼は見聞きしたものをすぐに覚えました。そう教育できたのは『コレ』があったからです。『コレ』というのは遺伝子じゃないですよ。お間違えなく。

うちの子が特別だったと言いたいのではなく、あなたにもできると言いたいのです。と言っても、子どもの特性がありますから、その子その子の異なる得意分野はあるはずです。

学問などで人より秀でることを勧めているのではありません。心が優しいとか正直であるとか、そういう特性もあります。ただ、『コレ』がある限り、目の前の問題に翻弄させられることは、明らかに少なくなるはずです。

下記の画像をご覧ください。ご存じの方も多いと思いますが、マズローの「人の要求6段階」と呼ばれるものです。

私は息子が生まれた時に、ここで示されているピラミッドの頂点を目指したのです。それだけです。

『コレ』っていうのはそのピラミッドの頂点です。つまり小我ではなく大我を目指して子育てをすること。そうすることで、小さい問題はおのずと自分で解決する道が開けてくると信じています。

でも、子どもが生れた時にマズローのこの図を見てそう思ったのではありません。また、大我を目指すことを何かの宗教で教わったのでもありません。

というか、宗教ではそうしたことを教わると思いますので、どこかで見聞きしたことはあったかもしれません。だけれども、理屈でコンセプトを教えてもらったからと言って、そうした気持ちは芽生えるでしょうか?

どうしてそのようなことを思ったのか?それは自分の赤ん坊の目を見たからです。赤ん坊の目には宇宙が広がっています。彼らの目の奥に広がる深淵で清らかな世界には、私たち大人が彼らに注意を払いさえすれば、逆に子どもから教えられることがあります。私は息子によって、自分の内に存在していたこうした気持ちが、アクティベートされたのだと思っています。

そして多分、言葉にして認識するまでは至ってなくても、漠然と抽象的に同じように感じているお母さんたちは、今、日本(もしくは海外に住んでいる日本人)の中に多くいらっしゃるのではないかと感じています。

私はそうした方たちと繋がっていきたいと希望していますし、またそうした人たちが繋がれる場をクリエイトしていきたいとも思っています。

しかし私や、今私の近くにいる共鳴してくれているお母さんたちの力だけでは、なかなか早く前には進めません。ですから「自分もそう感じている!」と思っている方がいましたら、近い将来みんなで手を取って前に進んでいきましょう。人と繋がれず、自分だけの世界で一人だけで奮戦するのは、寂しいし辛いということは、私も自分の経験から重々承知しています。

私自身、大我を目指して子育てはしてきましたが、息子が子どもの頃、同じ想いを共有できた人はいませんでした。なので、息子が12歳になった頃に、自分の想いを外に広げていくためにメルマガを書き始めました。それが今に至っている事の始まりです。

前回、お母さんの力が日本の社会を変化させられるという話を書きました。つまり「揺りかごを揺らす手が世界を握る」ということです。私は同じことを10年以上ずっと言い続けているのですが、でもそういえば『コレ〜小我ではなく大我を目指して子育てをする』については書いてなかったなあと気づきました。今考えたら一番大事なことでした。

自分の外にある大きな世界のことは、自分とは関係ない世界であると思えるかもしれません。でも、ちょっと待って。こうした思考は誰にでも持てるはずです。このYouTubeのビデオをご覧ください。

自分の想像する世界を遠くまで放ち、そしてまた自分に戻して日常の目の前の子育てや子どもの教育をする。それができる人と、目の前の小さな世界だけで自分の思考をグルグルさせているところから、想像を働かせて外に飛び出すことのできない人とでは、同じ日常の些細な出来事をこなすにも、違いが現れるのではないかと思いませんか?

『私には無理』じゃないですよ。あなたにも可能だし、思考を変えるだけですからお金もかかりませんし、リスクもありませんし、怪我するなどの危険も伴いません。

思いを馳せるだけでいいのです。

そのためには、たまに何も考えない時間は必要かもしれませんね。いつもいつも「今日はあれをしてこれをして」と、功利的、効果的に得することを考え、立ちまわることに時間を使っているなら、どうぞ沈思黙考されて世界の果てまで想いを馳せて、そしてまた現実に戻ってきてくださいませ。

『コレ』は非現実な、お花畑をフワフワ舞うというような、スピリチュアルのお話ではありません。実に現実的に考え、社会においてどう幸せにに生きるかという話であります旨、どうぞご理解くださいませ。

もしあなたが、今日のこの記事に共鳴していただけたのなら、Facebookやブログなどでシェアしてください。自分一人の子を大我の心を持って、幅広い豊かな教育を与えて育てる人が増えれば増えるほど、自分の子どもが住む社会という環境も変化します。

与えられた世界で縮こまって生きることには、徐々に終止符を打っていきましょう。これまでなんの影響力もないと思っていた一人ひとりの母親たち。でも、内在する光がアクティベートされれば、その力を発揮することができると私は信じています。

今一度繰り返しますが、多分、自分の子どもを本当に社会で、人さまのために役立てる人間に育てるには、フォーカスすべきは目の前の学習ではなく、親が大我を持って幅広い豊かな教育を子どもに与えることです。目の前のことではなく、急がば回れ。

私はこれまで色々な方を見て来て、それしか方法はないのではないかと思っているほどです。なぜなら大我がなければ、人は途中で諦めたり挫折するからです。大我を持ち続けることで、逆境に負けずに折れずに、前に進み続けることができます。

ただ、こうした大それた話だけで終わってしまっては、人を大海に放り出して、自分で泳いで帰って来いと言っているのも同然です。ですから私たちは、今後、国際ブロード・エデュケーション協会(IBEA)にて、親が家庭でできる具体的な方法を提供したいと考えています。

教育方法にとどまらず、教育の原理となる考え方や物の見方も、物理学者のペトロスキー博士のご協力も得て、多くのお母さんたちにお伝えしていきたいと考えています。

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うちの息子、これを自分で設計して、最後、取り付けを手伝っているそう。これが仕事だなんて楽しすぎやしないか。

息子が小さい頃、ティンカートーイで遊んでいたのを思い出す。ティンカートイよりも物が大きいし、まあこれは本物だけど、ほとんどそれと同じノリじゃない?今は都市デザインのチームに入ったらしいけど、これもまた物が大きくなっただけで、レゴの世界と共通する感じがしないでもない。

彼が7歳くらいの時、ウルトラマンたちの洋服をフェルトで自分で縫って作ってたけど、もしやそんなことの延長も、仕事になったりして。それにしても、子どもが大人になったら何になるかなんて、本当に全く想像つかないものなのね。うちの子が建築関係の仕事するなんて、大学4年の最後の最後まで、夢にも思ってなかった。多分、これからも予想不可能だったことが起こるのだろうな。

私が想定しているのは、「子どもができたから結婚するよ。親子三人じゃまだ生活できないから、テキサスに帰っていいかな?」なんて言われること。でも、これまで私の予想外のことしか起こらなかったから、多分これもただの親の儚い夢。

今、若いお母さんたちが、自分の子どもを科学者にしたいとか、親のエゴから夢見てるとしたら、老婆心まで言ってあげたい。将来のことを考えて、子どもの気が乗らないことをさせるのではなく、今、子どもが夢中になっていることを、好きなだけさせてあげた方がいいって。

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2020年の日本の教育改革は、持つ者と持たざる者の社会の二極化を加速させ、格差を広げることに繋がるのではないかと考えています。教育の二極化が進めば、ぼやぼやしていられません。日本もアメリカのようになる可能性は大です。

試験で良い点を取る教育は、比較的、誰でも頑張ればできる平等性があるように思います。でも、思考力とか創造性などが試されるとなると、子どもの頃から家庭で教育できる親、もしくはそうした教育にお金をかけられる親の子どもと、それをしてきていない親の子どもには、後になってから埋めようがない差がでます。

裕福で余裕があり、教養のある親にはそれができるかもしれませんが、そうではない親は、一体どう対策を練ったらいいのやら、方法さえ見つけるのは難しくなるでしょう。

その結果、ひいてはアメリカのような社会になるのも、非現実的ではないと私は考えています。

金髪頭の変なオヤジに牛耳られているアメリカを見て、他人事だと日本人は面白がっていられるかもしれませんが、教育の二極化が進めば、笑ってなんかいられなくなります。

昨日の聖徳太子の「和を以て貴しとなす」の真意の話を書きましたが、そのことを考えますと、なーんだそんな簡単なことだったのか、というのが見えてきます。

お互いをリスペクトし和を保ちつつ、道義を見出すために違う意見を交換しあい、問題を解決していくには、共通の言語を使うだけでは、当然十分ではありません。

違った意見の後ろに控える通念、それは文化や道徳や、もっと簡単に言えば育ち方や、教育のされ方が似た者同士であれば、大義を目指す道に辿り着くには、どちらを行けばいいかという違いはあっても、目指すところは同じ。通る道は違っても、互いにリスペクトした関係を保てるのではないかと考えます。

ところがアメリカ人が今、極端に二極化しているように、都市に住む教育を受けた人たちと、田舎に住む教育を受けてない人たちには、共通言語はあっても、彼らの思考の背景となる、通念は異なり過ぎていると感じぜずにはいられません。

その場合、彼らには英語という共通言語があっても、二極化された世界観を持つ人たちには、「和を以て貴しとなす」の真意である、一つの道義に向かって違った意見を出し合い、協議していくことは難しいでしょう。というか、不可能と断言してしまってもいいかもしれません。実際、話し合いにさえならないんですから。

しかもアメリカでは、数の多さでは都市部の教育を受けた人たちよりも、その反対の人たちの方が多いのです。なので、トランプはその人たちをターゲットにして、レッドネック(教育を受けていない田舎の労働者層)に支持されるスローガンを、徹底して彼らに吹き込みました。

たまたまそうしたのではなく、トランプ陣営は長年それを計算して計画してきたのでしょう。ビックデータとかありますから、そうしたものを利用しないはずはありません。

今のアメリカのように、持つ者と持たざる者の格差がある社会では、トランプのような人が大統領になってしまうのは、当然至極の結果。不思議なことは何もないし、また今後は何かしらの形で崩壊しなければ、次の成長のプロセスには移行できないように思います。それはそれで自然な成長のプロセスなのであれば、しょうがないねと、達観して眺めているより仕方ありません。

っていうか、私はそもそも日本人なので、日本がより良い国になることには興味はあっても、アメリカで何かしようとは思ったことはないので、こうした状況からは学ぶだけと、悠長なことを言ってられます。

ところがひとたび、日本もいずれはそちらの方向に進む可能性がある?なんていう方向に、考えがおよんでしまいますと、そりゃもう、じっとしていられなくなってしまいます。

孔子曰く「来年の心配をするなら米を植えよ。10年後を考えるなら木を植えよ。もし百年以上先のことを考えるなら、子どもを教育せよ」とあります。

社会を良くするためには、もちろん多くのことが同時進行しているという、多様なムーブメントは社会には必要かと思います。でも、一番早い方法はなんだろうと考えると、お母さんたちが立ち上がることではないかと、私は思えてならないのです。と言っても、自分の子どもを教育するだけでいいんです。

子どものためなら何でもする、子どものためなら変われる、急速に学ぶ能力もエネルギーも秘めていて、その力を発揮して、子どものために、自分たちの力で日本を住みよい社会にしようと、お母さんたちが理解して子どもを教育すること。

それだけする人の数が急速に増えれば、私たちが生きている間に、少しは目で見て解る程度には、社会を良い方向に変えることは可能でしょう。

変化は目に見えないようにじわじわと起こっていて、でも気づいたら、多くのお母さんたちが(子どもを育てにくい社会になってしまった・・)と感じてはいませんか?でも、それは変えられます。変えるんです。自分たちで。

ただ、社会が良くなるって一体、自分にとってどんな具体的なベネフィットがあるのか?と思われるかもしれませんね。

でも考えてみたら色々あると思います。例えば、児童公園でさえ子どもを遊ばせ難くなったとか、給食を改善して欲しいとか、子どもたちに競争ではなく、共生・共創する教育を与えてあげられるようになるとか、そうした日常の具体的なことに、繋がっていくと思うのですが、どうでしょう。

自分の子どもだけでなく、社会を広く見た視野で、子どもを教育する人が短時間で急に増えれば、日本はアメリカのような国を後追いすることなく、逆に他国の見本となれる国になれると信じています。

今やろうとしている、国際ブロード・エデュケーション協会を立ち上げようとしているのは、そのためです。私たちはこれまで約10年間、宿題をやってきました。そして失敗から多くのことを学びました。これからは私たちだけでなく、多くのお母さんたちと一緒に、切り開いていく時期だと思っています。

共鳴してくれるお母さんたちが、じわじわと集まってくれています。いいんです。急にわあーっと広がらなくても、それよりも、本気で同じ想いを持つ人たちが、少しずつ集まってくれたら、その人たちの力で更に先に広がっていくことと思っています。

あ、じわじわとしか集まってないのには、他に理由がありました。私の頭の中では、すでに確固たるイメージは出来上がっているのですが、そもそも国際ブロード・エデュケーション協会は、まだ立ち上がってないんだった。

こうしてFBでその日、その日に思いついたことを書いているだけで、現実にはまだ正式に告知さえしてないんだった。そりゃあ、誰も知らないよね。

でも、それでも人は集まって来てくれています。それを考えたら、そういう方たちのアンテナは、かなり高精度ですね。凄い。インターネットという大海で見つけてくれるのですから、ご縁があるとしか思えません。

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先日、ご主人はアメリカ人で奥様が日本人の、知的で優しいご夫婦の素敵なお家に招待いただきました。この奥様とお話しした後はいつも何かしら私の中から引き出され、気付かされることがあります。

多分、ご本人は私のことをインスパイアしようなどという意図は、全くないと思います。でも、聞き上手な彼女と話をすることで、自分の中に内在していたこれまで気付いていなかったことが、まるでそこに光が当てられるように自発的に発見されるのです。

私たちは今、メンター養成講座を立ち上げようとしていますが、彼女のようなスタンツは正にメンターさんたちにお手本として、目指して欲しいと希望している立ち位置です。

彼女はまず、私という一人の人間に興味を持って話を聞いてくださいます。彼女もご自分のお考えをお話しになりますが、そこには(相手も自分と同じ考えにさせよう)などという意図は、これっぽっちもないはずです。

それよりもご自分の世界の見方をシェアしてくれて、共通に共鳴できる場を作ってくれます。その方とお話ししていて、私はこんなことが自分の中からスルスルと自然にできていました。

“仕事の関係者たちとミーティングした際、一般的な会社のやり方の、型にはめていく思考のプロセスについて、私は歯に衣を着せず「それはやだ。やりたくない。」と言いました。

でもそう言っていながら、同時に自分の脳裏には、(普通、人ってこんな風にストレートに言っちゃうものなのかしら?)という疑問はありました。一般的な日本社会ではきっと、そうした言い方をする人はあまりいないかもしれません。もちろん「やだ」と言った後に、「なぜ、それをしたくないかと言いますと、」という風に、理由は説明しましたが・・・

彼女にこのような話をした後、私の中でイメージが膨らんできたことがありました。ちなみに、たいがいこういう話をしている時、どうしてもゲラゲラ笑ってしまうのですが、それはたとえ真面目なシチュエーションの話でも、自分自身を一歩離れたところから見ていて、面白い経験というドラマを観ているように感じているので、ついゲラゲラしてしまいます。

話を元に戻しますが、いつも女性だけでミーティングしている時、約10年来のお付き合いの英語本スタッフ間では、私だけでなくみんなが結構普通に「それはやりたくない」など、スパっと言っています。

事実上私がリーダーなのですが、でも「それはできません」とか「それはやだな~」とか「これをやってください」とか、お互いにリスペクトを保ちつつ、ズバズバと思っていることを、皆からそのまま言われています。

違った意見を述べあいながら、利他となるプロジェクトに向かって道理を見つけていくために、みなで率直に話し合う環境は、私たちにはずっとあったと思います。

誇張して言えば、聖徳太子の「和を以て貴しとなす」という言葉の一般的に考えられている意味ではなく、「和を以て貴しとなすの真意」に近いコミュニケーションは、英語本では実現できていると思っています。

でもそれは、決して私たちが特別だからではないのです。まあ、ある程度は善良な人の集まりでなければできないとは思いますが、それよりもある特定の構造と環境であれば、多くのケースでは、同様のことができるのではないかとイメージできます。

その構造とは、共通のビジョンや想いを深く理解し合えている人間の集まりで、しかもそれが少人数という小さいユニットだったからこそ、可能になる環境なのではないかと考えるのです。

だとしたら、私たちは同様の構造を広めることにフォーカスし、組織を一本化した大きな形状にしてはいけない。同様の構造とは、小さいユニットをたくさん作るということです。

具体的には、メンターさんたちごとに小グループとなって、言いたいことを言える間柄になって、共通の理念を夢見て前に進むということです。

こうした構造の原理は、以前、ペトロスキー先生から教えていただきました。それが自分の経験、たまたま点と点が私の中で繋がっただけなのですが、こうした組織の在り方については、きっと数多くの研究もあることと思います。

私は自分自身の経験と直感を大切にしながらも、すでに研究されていたり実績があることを学びつつ、お母さんたちが「ただ仲良くするのではなく、日本の社会を良りよいものにするために一緒に道理を見い出していけるような、率直で素直で善良な態度でコミュニケーションできる場を、メンターとなる方たちがクリエイトしていけるための健全なプラットフォームを創っていきたい」と考えています。

あのね、ホントに、意地悪な一人の強く意見を言える人に、皆が合わせてついて行かなければいけないとか、そういう楽しくないことしたくないんです。または人から何言われるか分からないから、表面的なことしか言えないママ友しかいない・・なんて、寂しいじゃないですか。

単純に、子育てで同じ意識を持った人たちが、誰が上とか下とか妙な人間関係ではなく、みなが楽しく一緒に成長できる環境があったらいいなって思いません?

人それぞれがもっている特性をお互いにリスペクトして承認しつつ、それでも意見が違うことは、知的に話し合って解決していかれる場があれば、きっとお母さんたちの中にある、秘められた能力に光が当たって、多くのことが引き出されるのではないかと思うのです。

英語本のスタッフは、実は私も含め、誰一人最初から何かができた人たちの集まりではありませんでした。みんな最初は何もできませんでした。本当に今考えると恐ろしくなるほど、私たちは何も知らなかったしできませんでした。

でも、今はプロと名乗っている人たちよりも、もしかして私たちったら、もっと仕事できるかもしれない?と、ほんのちょっと思えるくらい成長したかもしれない。そうなんですよ、私たちも、一人では何もできなかった普通のお母さんたちだったんです。

理論ではなく、こうした実際の経験があるので、どうしても「みなが成長できる場をクリエイトしていくことは、何もできないと思っている、普通のお母さんにだってやれば誰でにでもできる」と信じずにはいられないのです。

ただ、ちょっとだけ助けがあればやりやすいですね。なので、お母さんたちが自分の力で飛び立ちやすいように、どのようにサポートしたらいいか、今それを頭を捻りながら作っています。

実は同じことを10年思い続けてやっていますが、私、そして私たちは未熟だったために、上手くいかなかったことも多々ありました。

だから、失敗してきた故に、それで経験が積めました(失敗した方がいいということは、ペトロスキー先生に、学び方の学びのメタ・ラーニングで教えていただきました)。

なので、今度はその経験を活かしてこれまでよりも良いものを創りたいし、きっと創れます。たくさんトライ&エラーして、失敗してるからね。(笑)

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