霧島に戻ることにしました
- 2019.12.14
- 九州ライフ
霧島に戻ることにしました。昨日一日でこちらを整理する手配をし、霧島に戻る手配をしたら、気持ちはかなりホッとしました。
やってみないと分からないことや、経験しないと分からないことが沢山あると、この歳になって改めて思っています。新しいことをまだまだ学べることに感謝です。
牧場にする海に近い素敵な土地を見に行った夜、夫とラインのビデオ電話で話をし、ここの土地柄が閉鎖的であること、そしてその日に聞いた話で、実際に村八分のような状況があると話をしました。
彼は「日本人で日本語が話せるキミでもそう感じるのであれば、外国人はどうなのかな?」と言いました。
「外人ツーリストが来るのは問題ないと思うけど」と応えると、「そうじゃなくて、僕がそこに移住したらどうなるのかな?リタイヤした後に住む土地が閉鎖的で住みにくかったら?僕はもう若くないんだからね。僕のことも考えてね。」と言いました。
「僕のことも考えてね」という一言で、私はハタと気づきました。
(あ、夫のことは何も考えてなかった)。😱
夫から「どちらにするのであっても、僕には状況はよく分からないから、一晩よく考えるように」と何度も言われ電話を切りました。
彼の言葉で、私は日本のどこに住むか決めるのに、(この土地に骨を埋めてもいいと思えるかどうか)を選択の基準にしました。そして今一度、杵築と霧島のことを考えると、杵築ではないという答えが出ました。
霧島がその土地になるかは、これから発見していくことになりますが、でも、霧島だったら良いかなあと、ふんわりした前向きな明るい希望は持てています。
今回学んだことは、海外に長く住んだ後に日本の田舎に来ると、ほうれん草と小松菜という全く別な物を、青い野菜と一括りで見てるみたいに、区別なく見ていたという自分の浅はかさでした。でも現実に食べてみたら全然味が違う。
日本人の私でさえそうなのですから、外国人はもっとそうなはず。
やっと以前、大阪空港で大麻を持っているんじゃないかと、日本に来た早々、通関でかなり嫌な思いをさせられたアメリカ人が、その経験で日本が嫌いになったという、私にしたら理解できなかった気持ちが、少し理解できるような気がします。
日本にとって、最初に着く日本の玄関の空港での第一印象はとても大事なんでしょうね。それと同様に、私は移住者として街の玄関となる市役所で感じる雰囲気は、後々まで色濃くイメージが残ると、今回つくづく感じました。
ちなみに杵築市は財政危機でニュースにも取り上げられているので、市役所の雰囲気は(なるほどねえ)と思わされるものが漂っています。反面、霧島市役所はすれ違う人たちがみんな、とても良い感じで挨拶してくれるのにビックリした経験。
会社の受付。お家の玄関。市役所の雰囲気。国際空港。人を迎え入れる場所の第一印象はとっても大事。
さて、今日も新たに日は昇る。太陽でリセットされるように、身の回りの起こることを、新鮮で真っさらな目で見られる自分でいられるよう。がんばりまーす。
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