次世代テーマ3:雷

次世代テーマ3:雷

next3

※ こちらの記事では、旧ブログ『学力は全米トップ0.1%〜秘訣は幼児期の教育:次世代ブログ(2007年)』の内容をそのまま公開しています。

テキサスはここのところ毎日のように、大雨が降っています。と言っても、一日中ではなく、時々晴れ間が見えたり、と思えば、昨日の夜中には雷とバケツをひっくり返したような大雨で、雷が立て続けに響いていたり・・・

昨晩は半分寝ながら、雷の音のあまりの大きさに全身の毛穴がギュっと絞まるような気分でした。本日は、数週間前、家の窓ガラスをガタガタさせるくらい、ドドーン、ドドーンという大きな雷が鳴っていた時に、まるで自分の身体に雷が落ちたように感じてしまった“あること“について、お話をしたいと思います。

 
ところで、雷光(ライトニング)が見えてから、直後に落ちる雷は、あなたがいる位置から、すぐ近くに落ちています。自分がいる所から、一体どのくらいの距離に雷が落ちているかは、One Mississippi, Two Mississippi, Three Mississippiと数えて計ることができます。(ワンミシシッピ、トゥーミシシッピ、スリーミシシッピ・・)

ワンミシシッピと早口で言う速度が、約1秒なんですね。

つまり、One Mississippi, Two Mississippi, Three Mississippiとは、1秒、2秒、3秒ということです。でも何秒が数えるのに、ミシシッピではなく、One Thousand, Two Thousand, Three Thousand と言う人もいるみたいです。

で、もし雷光が走ってから6秒で雷鳴が落ちるとしますと、6を3で割ります。そして答えは、2キロ離れたところに落ちた、となります。とにかく、雷光が見えてから、雷鳴が聞こえるまでの秒数を3で割れば、何キロの距離にあるか分かるということです。

あくまでも、“そんなくらい”ですから、細かいことは突っ込まないでね。(笑)しかも、こんなことを大人を楽しませるためにお話しているのではありません。このようなことを子供に噛み砕いて教えてあげてね、という例としてお話させていただきました。ジャンジャン♪

 
でね、雷光が見えたと同時に雷鳴が聞こえたら、もしかしたら、自分の裏庭に落ちているかもしれない・・ホント、最近のテキサスの雷ったら、そんな勢いなんです。

そんなことでビクビクしてたら、息子から、ベンジャミン・フランクリンが発明してくれた避雷針があるから大丈夫だ、と諭されました。(コイツ頭おかしいんじゃないか、みたいな顔して言うので自分の息子でもホントにムカつきます)

でも、畑の真ん中にある、知り合いのオフィスに雷が落ちたそうなので避雷針は100%大丈夫なのか、未だ疑いを持っている私。そのことを息子に言ったら、(ウソだろ)みたいな顔をするので、余計にムカついた、愛と憎しみが溢れる複雑な親子関係です。

 
さて、既にご存知のことと思いますが、自然災害は世界中で起こっています。下記のようにビデオで流されているものは、今現在、世界中で起こっている自然災害のほんの一部だけだと思っていて間違いないでしょう。

それで、雷が落ちた時に、私がハッキリと身体で感じてしまったこととは、ただ今、環境問題が世界中で注目され、多くの人たちが地球を守ろう、という意識になってきているようですが、今、起こっている、もしくはこれから起ころうとしている自然災害は、決して人間の環境汚染のみによって、引き起こされているものじゃないという、強いフィーリングなのです。

なんていうか・・地球という自然に対し、ちっぽけな人間が、良きにつけ悪きにつけそんなに大きな影響を与える力はないんじゃないか、と。

そして、そのことを近い将来・・そうですね、これから1、2年の間に私が感じたのと同じように、大勢の人々が体感するのではないかと感じてしまったのです(ただ感じたというだけで断定はしてないですよ)。

その反対に、一つ間違えば人間が地球を破壊してしまうかもしれないという危険性があることを訴えている、ケンブリッジ大学の宇宙物理学の教授もいます。そして、それはそれで納得、な話しです。しかも、この教授を見れば、英語で話しが分からなくても(間違ったことは言ってないだろう)と、自動的に思えてしまうそんな説得力のある容姿をされています。

 
しかし、私は地球温暖化を否定しているのではありません。地球温暖化を防止するために、人類は大掛かりな努力をしなければいけないということは明確でしょう。だけども、今起こっている自然災害は、起こるべくして起こっている。と、そんな風にも思っているのです。

このことは、既に多くの人が書いたり言ったりしています。ただ、私は読んだり聞いたりして、そのような見解は知っていましたが、これまでは自分の身体で感じていたワケではなく、頭で分かっていただけでした。

NASAが数年前に、太陽フレアーが2012年にマックスに達すると発表しました。そんなこと言われたって、「お天道様は東から昇って西に沈むものよ」ということが、ひっくり返ることもあるかもしれない・・なんて、どうしたらお腹にストンと落ちましょう。

2012年説は、NASAだけでなく様々な方面から言われていますね。マヤ暦の研究をしているこの方は、マヤ暦は2012年で止まっていると言っています。なのにこのお方ったら、まるで2012年を待ち望んでいるかのようにとってもポジティブ。

さて、この2012年説を聞いて、あなたはどう思われますか?

中には、地球のカタストロフィーと、お先真っ暗に受け止める方もいれば、もう一方では、人類(少なくても一部の人類)が高次元に上昇できるチャンスと前向きに受け止め、スピリチュアリティーを磨こうとしている人もいると思います。または、神からもたらされる災害で、人類の多くが滅亡した後も自分はサバイバルスキルを身につけ、生き残っていこうと計画している人・・きっと様々な受け止め方があることと思います。

私はこんな風に思っています。

以前、テキサスにリタという台風が来た時、私たちはサンアントニオに避難しました。その時に思った事を↑で書いています。

しかし、では私の大好きなゴアさんが盛んに呼びかけている地球温暖化を解決しようとしている努力、そして、日本でも多くの人たちが、地球環境を改善するため様々な努力をされていることは、全く無駄なことなのでしょうか?

アル・ゴア嫌いの人たちは、彼が新しいビジネスチャンスを狙って地球温暖化で人々を乗せている、と言っている人たちもいます。私はそんな人たちに一言いいます。

「バカか、お前ら」

そんな邪心で、一人の人間がここまで身も心も砕いて動き、そして、こんなにも多くの人たちを動かすことができるかい?私がアル・ゴアさんだったら、私欲のためにそんなことをするぐらいだったら、何もしないで家でゴロゴロ寝てるわ。

先日のメルマガにも書きましたが、今年の7月7日にLive Earthという地球温暖化防止を訴える地球規模のコンサートが行われました。このイベントで、世界中のものすごい数の人たちが、地球温暖化の問題を真摯に受け止め、地球を救うためにはどうしたらいいのか考え、そして行動することを促されたことと思います。

でも、決して人類の環境汚染が理由で、今起こっているような災害が起こっているのではないとしたら・・だとしたら、地球温暖化防止の努力なんて全く無意味ジャンとは私は思わないのです。ぜんぜん思わないのです。

 
なぜなら、と続きたいのですが、あまりにも長くなってしまうのでまた今度、書きますね。実はここまでが前置きで、ここから書きたいことがたくさんあるのです。

しかも、それは子育てに通じていることなので続きを楽しみにしててくださいね。

ではまた♪

Have a nice weekend!

親子馬セミナーの先行案内をご希望の方はこちらからご登録ください。

■ 馬セミナーって何?

チルドレン大学について詳しく知りたい >>

■ わたしの仕事