テーマ45:ゲームによって潜在意識が変えられる?

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※ こちらの記事では、旧ブログ『学力は全米トップ0.1%〜秘訣は幼児期の教育(2005年5月〜2007年3月)』の内容をそのまま公開しています。

考えるポイント

アメリカではバーチャルリアリティーが、ベトナム帰還兵の心理治療に使われています。このことは、バーチャルリアリティーが潜在意識を操作できるという証明です。

となると・・・ ゲームの中の暴力的なバーチャルリアリティーが、子どもたちの潜在意識を知らない間に操作してしまうと考えるのは、決して突拍子もない想像ではないはず。親として、子どもへ大きく影響を与えるゲームについて、あなたはどうお考えですか?

もしかしたらアメリカと日本とでは、子どもたちのゲームやテレビを取り巻く環境が全く違うかもしれませんね。。。

日本にずっと住んでいない私にはよく分からないのですが、日本では、ゲームを持っていない子や、テレビを観ない子はお友達の輪に入れない・・・のでしょうか?もしそうだとしたら、ゲームの問題ってかなり複雑ですね。

うちの場合は、息子にはゲームを買い与えたこともなければ、テレビもほとんど見せていなかったのですが、でも、お友達との会話についていけないとかの
問題を感じたことは全くありませんでした。あったのかな?(あとで聞いてみよう・・春休みなのでまだ寝てるのよ~)

アメリカと日本の違いなのかしら?

 
こちらでは、そこまで子どもたちはゲームに侵略されていないような気がします。とは言えアメリカは色んな子がいますから、一概には言えませんが・・

アメリカは日本と違って、ゲームを買えるとか買えないとかの家庭の裕福さにも差があれば、躾けしている家と全く躾けしていない家の差もすごいし。。。運動している子は、そればっかりやってるし、音楽やっている子は、そればっかりやってるし家でプラプラしている子は、ずっとスケートボードしてたりするし、でも、家の中でゲームばっかりやっている子もいるにはいると思う。

だからといって、ゲームをやっていないと“集団“に入れないということは、考えたことも感じたこともなかったな~ゲームばっかりやっている子って、こっちでは、一人ぼっちで他の子たちとあまり交わらない、かなりオタクというイメージ。だから、そういう子たちが徒党を組んでいるワケではないのよね。(今起きてきた、息子に聞いてみました)

彼曰く、「ゲームオタクの子たちとはゲームの話ができなかったら話に入れてもらえないけど、そういう子たちはごく一部だけだよ。だから、その子たちと話ができなくても、別のタイプの友達がいたからゲームがないから友達ができないということはなかったよ」と言っております。

先ほども書きましたが、色々なケースがあるので、これだけがアメリカっていうことでもないのですが、、、

 
でもさ、、、(日本ではみんながそうしてるから・・仲間に入れなくなっちゃうから・・ゲームを持っていないのはかわいそうだ)という考え方があったとしたらですよ、確かに、フムフムなるほどその通り、と私はうなずいてしまいますよ。

で、その後にこう言います。

「よっし、その話しはよ~く解った。でも、それとこれとは話しは違う」そして、複雑な話を基本的なところに戻してみます。まず、ゲームは子どもにとって良い影響を及ぼすと考えているか否か・・あなたはどう思います?

私の意見では、やっぱりゲームはいいものではないと思っています。ゲームにもよるでしょうが、特にすごくリアルで攻撃的なやつねそんなものは人間にとって害だとしか思えない。

バーチャル・リアリティーと現実世界の出来事を人間の無意識の領域で区別できなかったらどうなるのでしょう?人の無意識の領域に入り込んだバーチャル・リアリティーの記憶が潜在意識に現実の体験として刷り込まれてしまうのではないでしょうか?そう考えると怖くない?

 
以前、この日記で下記のように書いたことがあります。

「アメリカではそれを利用して、ベトナムの帰還兵の精神治療に、バーチャルリアリティーを使って、彼らをベトナムの戦場にもう一度連れて行き、実際には死闘が繰り広げられてた戦場であった野原を穏やかで平穏な野原のイメージと頭の中で交換するという、そんな潜在意識をいじくちゃう治療法が用いられています。でも、それがすごい効果があるっていう記事を数年前に読んだことがあります。

ということは、、、、映像の世界と現実の世界が区別できなくなっちゃっうことは、本当にあり得るということなんだよね。」

これは治療という、良いことにバーチャル・リアリティーを使っている・・(としましょう)しかし、大人にだってバーチャル・リアリティーで刷り込みが可能なんだから、子どもにはどうなのでしょうか?

子どもは大人よりピュアだから、フィルターなしにそのまま入ってしまうのよ~!

私はここから更なる仮説を考えてみました。もしバーチャル・リアリティーが実際のリアリティーと同様にあなたの潜在意識に刷り込まれるとしたら・・そのバーチャル・リアリティーを通じた体験が魂を揺さぶるほど強烈であった場合、バーチャル・リアリティーによって、あなたの未来まで変えてしまうことになる。

 
はあ? でしょ。(ま~ま~、あくまでも、この春うららかなテキサスの空の下でポワ~ンと思ったことをつらつら書いてるだけですからどうぞ深く考えずに、このままお読みくださいませ)

どこかで聞いたか読んだお話ですが、アルツハイマーになって全ての記憶を失ってしまった故レーガン大統領さんは、自宅にあるホワイトハウスのミニチュアを両手に乗せ、ずっとそれを手から離さず眺めていたそうです。

彼はそれを介護をしていた人が取ろうとしても離さない。それで、側にいた家族が、そのミニチュアのホワイトハウスはあなたとどのような関係があるのかと聞いてみたらしい。そうしましたところ、「なんだか解らないけど、この家はとても重要な場所で、自分とすごく深い関係があったような気がする」とおっしゃったそうです。

頭に記憶されているのではなく、魂が記憶している。このような記憶こそが、人間が亡くなった後にも魂に刻み込まれ、輪廻転生した時に、またその魂が別な体に吹き込まれる・・なんていうお話でした。

だからもし、ピュアな子どもの頃にあまりにもリアルなゲームで現実の体験と同じように、バーチャルな体験が潜在意識に刷り込みされ、
そして、そのような強烈な体験が繰り返し刷り込まれたとしたら、その記憶は、魂にまでプログラミングされるということも可能なのではないか?

 
と、話をここまで大きくし考えてみたわけですが・・なんでかって?

だって、この話によってあなたが、(もしかしたらそんなこともあるかもしれないし、ないかもしれないし、でもどっちだろう?)って考えてくれさえすれば、あなたの子どもがゲームをしている時に、これまで見なかった観点でゲームの善し悪しを見てくれるかもしれないと思ったわけさ。

ところで先日、ある尊敬する方から、こんな素晴らしい言葉を教えていただきました。どなたが初めに言った言葉か分からないそうですが・・

「明日 地球が滅んでも 今日 私は木を植える」

ゲームについては色々な考え方や色々な環境があると思います。でも時には、正しいと思っていることに対し頑固になることも必要かな、と。だから私も、例えもし、1000人中1000人がゲームに賛成だったとしても「明日 地球が滅んでも 今日 私は木を植える」 という姿勢でいようと思います。

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