遺書を書くことで癒される
遺書って?と驚かれるかもしれませんので、それについて少しばかり説明おば・・
志村けんさんの死で衝撃を受けている人は多いと思います。そんなに早く死んでしまうものなのか?治療しても効果はなかったのか?と、衝撃から不安の波が心に押し寄せたかもしれません。人ごとではないのだな、と改めて思った人もいることと思います。
結論から言うと、そうした不安からくるストレスを一気に解消できる方法を今日やってみました。そして気分が軽くなり、身体も軽くなりました。でもって自分には効果的だったので、シェアしたくなっちゃってます。
それは「遺書を書く」です。
いやあこれは思わぬ癒しでした。精神科医のエリザベス・キュブラーロス博士が発表した、患者が死を受け入れる最終段階の「受容」が、遺書を書くことによって、自然にできるからなのだと思います。
ちなみに何年も昔、私はキュブラーロス博士の大ファンだったので、彼女の本だけでなく、インタビューなど全部観てます。思いやりの深いウィットに富んだ方でした。全部観てるので、まる知り合いのように話しちゃいますが。(笑)
さて私は今日、何かの時のために、息子への遺言を書きました。書きながら自分が生と死をどう考えているのか、それらをどのように受け止めているのか、自分自身のうちの叡智が湧き出てきたようでした。そして嗚咽しながら書き終えました。
するとその後まるで心が清水で洗い流されたように、とても軽くなったのです。恐怖や不安や心配と、戦ったり否定すると重いストレスになると思います。ならばそれを全て飲み込んで、抱擁してしまえばいいのではないでしょうか。
遺書を書くことで、究極に生と死を見つめる。そうすることで、私たちに眠るアーキタイプ(元型)である、どの時代でもどの文化でも人間が持つ叡智を、自分の中から引き出してこれるかもしれません。
エリザベス・キューブラー=ロス『死ぬ瞬間』より
否認・隔離
自分が死ぬということは嘘ではないのかと疑う段階である。
怒り
なぜ自分が死ななければならないのかという怒りを周囲に向ける段階である。
取引
なんとか死なずにすむように取引をしようと試みる段階である。何かにすがろうという心理状態である。
抑うつ
なにもできなくなる段階である。
受容
最終的に自分が死に行くことを受け入れる段階である。
以上、遺書を書く事についてでした。
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