パワーリーディング Vol.4


※ パワーリーディング「超」読み聞かせについて5回に渡ってお話ししている動画です。音が出せない環境にいる方や文字で読みたいという方は、下の書き起こしをお読み下さい。

パワーリーディング Vol.4

前回、「パワーリーディングは誰にでもできる」とお伝えいたしました。具体的には「1日数冊絵本の読み聞かせをする」というお話をさせていただきました。またそれを「長い期間続ける」というお話もしました。

なお、本のレベルが高度になり、読んであげる本が単純な絵本でなくなった頃には1日に何冊も音読するのは無理です。でも、その頃には読み聞かせもしくは音読が習慣になっていると考えますと、どのくらいがちょうど良いのか、人に言われなくてもご自分のペースをきっと把握されていることと思います。

それでは今度は具体的な方法についてお話させていただきます。あくまでも、常識、普通はこう考えるであろうという共通感覚でお考えいただきたいのですが、たとえばお母さんが心をこめずに、ただただ何冊も絵本を棒読みしても、子どもの興味や好奇心がそそられるとは考えにくいですよね。また子どもが絵本を読んでもらっている時に、挿絵から何かを連想したり、お話からイメージを想像をしてお母さんに質問したり、自分の思っていることをお話ししたがったりする時に「黙って聞いてなさい」といつも厳しく遮られてしまうとしたらどうでしょうか。パワーリーディングではこのように、ただひたすら本を読み続けるということよりも、ダイアロジック・リーディング、つまり対話式の読み聞かせを推奨します。

読んであげている本から話題がそれてもOKです。ただ、どのくらいそれてもOKなのかどうか、またはそれた話題から学びをネットワークさせていくやり方など、その時々のお母さんの感性で感じるものであって、決してマニュアルなどに当てはめることはできないと思います。しかも、子どもは一人一人違いますし、また同じ子どもでもその時によって違うものです。ですから必要なのはマニュアルではなく、お母さんの感性なのではないでしょうか。

同じことが他のことでも言えます。たとえば、極端に言うと「毎日読み聞かせしましょう」と言っても、子どもが熱がある時にはやらないでしょうし、お腹が空いているときや明らかに集中できそうにない時に無理やりやらせても、決して楽しい学びの時間にはならないと思います。でももし、マニュアルや厳格な目標があって、親がそれに当てはめてやろうとしたら、読み聞かせと言う素晴らしい教育方法でも思ったような効果を得るのは難しいかもしれません。

image子どもの小さい頃に教えてあげたいことの優先順位のトップは何ですか?

私の場合は、学ぶ事は楽しいこと、好奇心が満たされることは楽しいこと、考え続けることは楽しいこと、創造する事は楽しいこと、もっと学びたい、もっと知りたい、なぜ?、なに?、なんだろう?と感じる心を育てることだと考えていました。絵本の読み聞かせをお母さんにしてもらうこと、それによって、学ぶことは楽しいことだという体験を毎日しながら育った子どもは、自然と自ら学ぶことができる人間に育つのではないでしょうか。

さて、読み聞かせというそう難しくないシンプルな行為を続けられない理由は他にもあるかもしれませんね。たとえば、日常生活において親の簡単な指示をきける躾ができていなければ、読み聞かせをすることも困難になるでしょうし、またお母さんが日常のきちんとした生活習慣を子どもと一緒におくることができずに、いつも行き当たりばったりの生活をしていたとしたら、読み聞かせだけを習慣にするというのは難しいでしょう。または置かれている環境が、常にバックグラウンドに大きな音でテレビの音声がながれているなど様々な原因が考えられると思います。

読み聞かせを習慣とすること、そして対話式読み聞かせで子どもの好奇心をひろげ、知識をネットワークさせていくことなど、それ自体は誰にでもできることではあっても、それを効果的に長く続けるために知るべきことはマニュアルでもテクニックでもなく、生活習慣などその他の様々な要素が関わってくると思います。究極お母さん自身の人間磨きにつながってくるのではないでしょうか。

たとえば、読み聞かせをしても子どもが静かに座って聞いてくれないというお母さん達の声を良く聞きます。ここで唐突に、遠回りなお話になってしまいますが、シマウマの話をさせてください。

アフリカの川で水を飲んでいたシマウマの群れにライオンが近づいてきました。そのうち一頭が逃げ遅れて、川の中でライオンに襲われました。どう考えても「一貫の終わり」というシチュエーションです。ところがそのシマウマはあきらめず、体に食いついているライオン自分の体重をかけて、ライオンを水の中に沈めようとします。そして、息ができなくなったライオンが食いつくのを止めた隙に逃げるという、ドキュメンタリーの場面がありました。

難しいこと、困難なこと、大変なこと、壁にぶちあたることなど、どんなことにでも問題はつきものですよね。このシマウマがぶち当たった壁は生死を決定する非常に困難なものでした。しかし、彼は生きることをあきらめなかったのです。生きる力とは考え続けること、どうしたらこの問題から抜け出ることができるのかと、あきらめずに自分の力で立ち上がることではないでしょうか、そして私たちは今、生きる力を子どもたちに伝えたい、それには親が小さいことでつまずいて諦めていたらいけないのです。

パワーリーディング「超」読み聞かせは、究極、お母さん自身の在り方を学ぶことにつながってきます。と聞いても、漠然としていると思いますので、もう少し具体的に何を学んだら良いのかと言う3つのキーポイントについてお話しさせていただきます。

  • マインド
    知っていると思っていることは、本当に知っているのでしょうか。読み聞かせは良いことだと知っているとします。でもそれは、本当に心から理解されていることでしょうか。なぜ本を読むことが子どもに良いことなのか、人にそれを説明できるほど深く理解されていますか。深い理解を持つことは継続できる強い動機となります。
  • ボディー
    五感を使って体感すること、たとえば声、ボディーランゲージなど体から発せられるメッセージは、いったいどこからきているのでしょう。嫌々やっていませんか?面倒くさい感が声に出てしまう時がありませんか。体感できる感覚に敏感になれば、自分の心の状態を分析できるようになります。また、子どもの様子から何をしたら良いのか感じられるようになるかもしれません。そうなれば、自ずと問題を解決する道は自分でみつけられるようになります。
  • スピリット
    子どもへの教育の指針が私欲をこえた大義とつながっているでしょうか。これは長い期間、地道に継続することできる強い心をもつカギとなります。自分のことだけ考えていても、それだけでは強い動機を継続して持ち続けることは難しいのです。心理学者マズローは、人間の基本的欲求の段階をこのように示しました。

    1.生理的欲求
    2.安全欲求
    3.社会的欲求
    4.尊厳欲求
    5.自己実現欲求

    そして、後に最後のひとつをつけ加えました。それは「共同体の発展欲求」です。

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