テーマ26:食べ物と子どもの人生

テーマ26:食べ物と子どもの人生

※ こちらの記事では、旧ブログ『学力は全米トップ0.1%〜秘訣は幼児期の教育(2005年5月〜2007年3月)』の内容をそのまま公開しています。

考えるポイント
日本は食べ物には恵まれていると思います。日本の食文化は理想的!と言っても過言ではないと思うくらい、とても健康的な食文化があると思うからです。でも、それって現代においてもそうなのかしら?お宅ではどうですか?

美味しそうでしょ~~?でも、不味かった。

261

 
こんなに肉食べたら便秘になるよ・・
262

 
いきなりなんですが、、、

食べ物で人生変わるよね~。食べ物で子どもの人生変わっちゃうよね~。このトピックについて、数回に渡って書いていきます。どーぞ、長い目で読んでやってください。

 
さてさて・・・

 
マグドナルドは、日本では1971年に銀座に第一店舗目をスタートしました。30年以上も経ってるんですね~。
現在4000チェーン店近くあるんですって。しかも、アメリカに次いで、日本は世界で第二位ですって。マクドナルドは日本の大地に完璧に根付いてしまったのね。そういえば10歳くらいの時、母に吉祥寺のマクドナルドに連れて行ってもらったのを覚えているな~。ピカピカで“モダン”でカラフルで・・・ワクワク。

話は違うけど、初めて洋式のトイレを使ったのもその頃でした。使い方が分からなくて、便座の上にあがってしゃがんでしまっただよ。あの頃はアメリカが輝いて見えた時代でした。

ところで、ファーストフードと言うと、切っても切れないのが・・・ケチャップ!ケチャップでちょっと面白い・・でも怖い話があります。

うちの子と仲良くしていたオースティンは、小さな頃から野菜を食べません。小学校2年生の頃、ある日、お昼を作って出した時、野菜を全部取り除けていたので、「オースティンさ~、キミは一体なんの野菜だったら食べるのさ?」って聞いてみました。

「野菜は全部嫌い。でもサプリメント飲んでるから大丈夫だもん」そして、ちょっと間を置いて・・・「あっ、でも食べられる野菜があった」「なになに?」と息子と私。

 
「ケチャップ!」

 
オースティンの顔を覗き込み、冗談か真面目か見てみると、なんと大マジな顔。

それだけ彼は野菜を食べないってことなんだ。アメリカ人の家庭ってね、普通の日本人の感覚で考えたら、とんでもない食生活してるんだよね。(みんながみんなじゃないけど・・)

色々な物を食べる中、時々ファーストフードも食べることもある・・程度ならいいかもしれないけど、年中ファーストフードばかり食べさせてると、習慣を通り越して、中毒になっちゃうんじゃないかな。

前に日本に帰った時ね、マミ~と息子が日本の実家に滞在している間、アメリカ人のお母さん友だちと、その子ども二人が日本に遊びに来たのね。でね、子どもたちの好き嫌いがすっごく激しくて、日本食はほとんど食べられなかった。彼らはどうしてたかと言うと、こっそりファーストフードでハンバーガー買ったりしてたのです。

あんまりご飯食べないから変だな~って思ってたら、帰った後にゴミ箱の中に、たくさんファーストフードの袋とか食べ残しがあった。

長年の食生活を変えるっていうのは、大変なことかもしれない。日本人でも海外に行く時、梅干持っていく人もいるみたいだし。。。でも身体のことを考えたら、「マクドナルド中毒より梅干中毒になれ」って思うよ。

 
オースティンにしても、日本に来た男の子二人にしても、すごくアグレッシブなんだよね。つまり温和じゃないの。大声で怒鳴ったりキレやすい。しかも、じっとしていられない。12歳そこそこで体臭もきついし・・・

 
マクドナルド、ピザ、コーラ、チーズ、お砂糖がジャリジャリしてるケーキ・・・こいつらの仕業じゃないかと、私は憶測してるけど、自分の故郷に住む日本人の子どもには、そうなって欲しくないな。。。

 
ところで、、、、

子どもに将来、立派な国際人になってもらいたいと思ったら、つまり、世界を股にかけ、様々な国の人とコミュニケーションし、様々な国の文化を吸収し、広い世界を体験し、人生を何倍も楽しんでもらいたいと思ったら・・・

好き嫌いさせずに何でも食べさせよう!

 
って、どんな関係があるんじゃ~~!?

勝手に作ったなセオリーなんですが、これらは私の中では大いに関係してることなんだ。

 
ベンジャミン・フランクリンがこんなこと言っています。

「・・・こうやって育てられたおかげで、旅に出たときなどには、よく友だちは、味覚も食欲もおごっているために、口にあったものがなくて、ずいぶん困るらしいが、わたしはぜんぜん困るということがないから、とても助かっている。」

 
なるほど。

彼の言うように、色んな物を好き嫌いなく食べるということは、世界中を旅行するのに便利なんだね。

へ~~~、そっか~~~なんて納得して終わりじゃありません。食べ物と様々な文化を知る国際人になるということは、もっともっと奥深いところで関係していると思うんだ。今日この話まで書いちゃうと、ずいぶん長くなっちゃうので・・

好き嫌いさせずに何でも食べさせることが、どーして国際人となることと関係あるのか、どうぞ、来週まであなたなりのセオリーを考えてみてください。

親子馬セミナーの先行案内をご希望の方はこちらからご登録ください。

■ 馬セミナーって何?

チルドレン大学について詳しく知りたい >>

■ わたしの仕事