テーマ14:願いを叶えるフォーミュラ

テーマ14:願いを叶えるフォーミュラ

※ こちらの記事では、旧ブログ『学力は全米トップ0.1%〜秘訣は幼児期の教育(2005年5月〜2007年3月)』の内容をそのまま公開しています。

考えるポイント
願えば叶うとか、思考は物質とはよく言いますが、子どもが小さい頃から成功体験を多くさせておいてあげたいものです。その反対は「何をやってもできない」と思うネガティブな心。そんな心で大人になるまで過ごしてしまったら、ポジティブに転換するのは至難の業。

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「眼が良くなるイチゴ療法」ウソだから真似しても効き目ナス

最近、すっごくうれしいニュースがありました。

祈りは叶う。
願い事は叶う。
本気で信じれば叶う。

それを“目の当たり”にしました。

去年の春、日本に行った時のことです。

メガネをなくしちゃって、パニックになった息子を新しくメガネを作るために、検眼に連れて行ったのですが、、、今考えると、確かにパニックになっても仕方なかった。

だって、視力が両目とも0.1以下だったんだもん。

でも、まさかDuganの眼がそこまで悪いと思ってなかった私は、0.1以下と聞いて、その場でヘナヘナしてしまいました。

それで、検査をしてくれた人に「何でもいいから、眼が良くなる方法を教えてください」って、くらいつくように聞きましたが、「最近、レーザー治療がありますから、息子さんが大きくなる頃には、きっとテクノロジーが進んでいるでしょうから、大丈夫ですよ。」なんて、全然なぐさめにもならないことを言われ、更に私の全身の力は抜けてしまったのです。

その後、色々調べて眼のトレーニングセンターというのがあることを知り、アポを取って息子と二人で行ったのですが・・・

しかし、そこでも ガーーーーンの一言、「ここまで悪いと、眼のトレーニングをして良くなるとは責任持って言えません」って言われちゃったのです。もちろん、息子もその場で話を聞いていました。

トレーニングセンターを出た後、マミーはかなり打ちひしがれていました。しかし、当の本人は「ボクの眼は良くなると思う」って言っている。。。

眼のトレーニングセンターから駅まで、母と子でとぼとぼ歩く帰り道・・・

息子が神社を見つけて、そこにお願いしに行くと言うので、子どもがスタスタ登っていく長い階段を マミーはハアハアついて行き、お賽銭をあげて2人でお祈りしました。

チャリン ガラガラガラ パンパンパン 

「Duganは何ってお祈りしたの?」
「秘密。言ったら効果なくなるもん。」

本当なら諦めてもいいはずなのに、自ら神様にお願いしようって、真剣に手を合わせている息子を見て、私はとても切ない気持ちになりました。

その後アメリカに戻ってから、もう一度確認のため眼の検査に行きました。

そして、眼科医から「トレーニングをやっても科学的に意味がない」と言われ、その時に息子も含めて、失明する可能性もあるので、緊急の場合の症状で、どういう状態になったら救急病院に行くようにと説明されました。

その間、息子は先生の言うことを黙ってじっと聞いてました。拳をぎゅっと握り口を一文字にして、彼は終始なにも言いませんでしたが、横にいる私には、Duganのメラメラした気が身体で感じられるようでした。

そして眼科のドアを出た後、それまで一言も発しなかった息子が、いきなり・・「ボクの眼は良くなる」って言うのです。正直言うと、マミーとダディーは良いメガネを作るしか道はないのかな、って思いかけてたところでした。でもDuganは、「マミー、ダディー、ボクの眼は大丈夫だよね?」って、大丈夫じゃないなんて言わせないって感じで、とっても真剣。

私は逆にDuganに聞いてみました。

「Duganはどう思う?」
「ボクは良くなると思う」
「ホントにそう思う?」
「うん」

私たちは、またそこで希望が見えたように思いました。

そして、、、

「あの先生は“科学的に根拠がない”って言ってたけど、それが間違っていたということをDuganが証明してあげなっ」と言いました。(ちなみにアメリカでは、信じる力で病気が克服できることを科学的な研究によって証明しているお医者さんがいます)

あれから約一年半、Duganは毎日かかさず眼のトレーニングを私や夫が言わなくても自らやっていました。

一日も欠かさずやっていました。しつこいようですが、ホントに約一年半、一日も欠かさずです。夫と私もネガティブなことは一切言わずに、常にポジティブに息子を精神的にサポートしました。

しかし、重要なのはトレーニング方法ではないのだと思います。大事なのは、「絶対に自分の力で治してやる」という気持ち、そして、それを心から信じることだと思います。その気持ちを持って、毎日目標に向う努力を“実行”するのです。

約一年半、私たちの間で、

「マミー、ボクの眼良くなると思う?」
「Duganはどう思う?」
「ボクは良くなると思う」
「じゃあ、絶対良くなるよ」

という同じ会話をいったい何回繰り返したことでしょう。何十回なんて数ではありません。全く同じ会話を本当に何回も何回も何回もしました。

Duganが「良くなると信じている」と言っている時、それはほとんど祈りの状態でした。私が「じゃあ、絶対良くなるよ」と言っている時、私も心を込めてまっすぐにそれを信じて言いました。そして、「絶対良くなるからね、大丈夫だからね」って言いながら、何度も息子の頭や顔や眼の周りをマッサージしました。

子どもの願い、または大人の願いでも、心がピュアであればあるほど、宇宙の意識とつながれると信じています。大人でも心に積もった塵や曇りを取り除き、深い意識で正しい願いを唱えれば、宇宙の意識に祈りが届くことでしょう。

息子の眼はそれから約一年半後、0.1以下から両目共0.7になりました。

Duganの眼は一年半努力して・・・いや、違う、努力ではなく・・・彼の信じる力で良くなったのだと思います。私は決して息子の眼が良くなったということを報告したくて、今これを書いているのではありません。

頭のいい人ならもうすでに気付いているはず。私があなたに知ってもらいたいのは、この“フォーミュラ”formula(式、方式、公式、処方, etc.)なのです。

同じことを別なことに当てはめてみたらどうなるでしょう?

「お母さん、私のアトピー良くなると思う?」
「自分ではどう思う?」
「私は良くなると思う」
「じゃあ、絶対良くなるよ」

喘息だって同じ。親と子が、心から信じて願って交わされる言葉・・・それが宇宙の意識に届かないわけがありません。

「お母さん、ボク、サッカー上手になると思う?」
「自分ではどう思う?」
「ボクは上手になると思う」
「じゃあ、絶対上手になるよ」

サッカーだけじゃなく、学校の成績だって同じ。

それだけじゃない、お母さんやお父さんの病気だって同じ。例えば、お母さんがパニック障害だったら・・・大事なのは、「絶対に自分の力で治してやる」という気持ち、そして、それを心から信じることだと思います。

では、ネガティブなアプローチだとどうなるのでしょう?親のネガティビティーによって、子どもの信じる力を奪い取ってしまいます。「うちの子は親に似てできが悪くて・・」よく聞くフレーズですが、それを子どもが聞いていたら?「できるわけないじゃない」、「無理でしょ」なんていうことを子どもに言っちゃったら?ピュアな子どもが持つ可能性を大人がもぎ取ってしまいます。

または、曇りのある心で口だけで願っていたらどうでしょう?それは無理。それでは宇宙の意識にあなたの想いは届きません。

しかし・・奇跡は起こります。特に純粋な子どもの願いは通じます。私は最近あらためてそのことを確信しました。

日本にいる息子からスカイプ(無料IP電話)で、眼の検査の結果を聞いて、夫と私は「信じることで何かを成し遂げたという経験を子どもの頃にできて良かった。これからきっと、本気になれば何でもできるっていう自信が持てるだろうね。」って、2人で話していました。

今、とても晴れ晴れとした気持ちです。

そしてあなたも、あなたのお子さんも、信じれば晴れ晴れとした気分になれる時がきっと来るはずです。がんばってやってみよう。

(注)これを書いた時、息子は12歳。
私たちはテキサス在住ですが、彼は夏休みで一人で日本に行っている時でした。

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マミーのビタミン剤
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Faith is taking the first step even when you don’t see the whole staircase.
Martin Luther King, Jr.
もしも、階段全部を見通せなくても、信念によって、めの一歩を踏み出すことができる。
マーティン・ルーサー・キングの格言
(1968年に暗殺された黒人公民権運動の指導者)

もしも、階段全部を見通せなくても、「やっちゃえ~」って、、、初めの一歩から踏み外すこともたくさんありました。

マミーのたわ言

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