両極を見ることで物ごとの本質が見えてくる


今回のIBEA 国際ブロードエデュケーション協会設立にあたって、男性がサッと入ってスッと去っていかれたことで、私たちは多くのことを学ばせていただきました。

男性の梃子入れが入ったおかげで、チルドレン大学を運営している英語本は、IBEA(国際ブロード・エシュケーション協会)として、新たに再スタートすることになりました。心から感謝しております。

もし、私たち女性だけでやっていたら、そもそも国際ブロード・エデュケーション協会という、ちょっと壮大すぎる名称にさえしなかったかもしれません。なんとなく女だけでやってたら、前回私が書いたFacebookのポストにいただいたコメントを引用すると「勝負に出る」的な気持ちはなかったからです。

女性的な思考って、自然に流れている川の流れがどうであるか、それを感じながら流れに乗ってスイスイ泳いでいられれば十分という感じでしょうか。反面、男性的に勝負に出るという思考は、川の流れを自分の意志で堰き止めてダムを造り人々の生活を豊かにしようという考え。

男性側の対岸の視野を外から眺めて理解することはできますが、いくらお転婆でも女の私には完全な男の思考はできません。

そういえば昔、ランドスケープ芸術のシンポジウムに参加した時に感じたことと、まったく同じことを今回感じました。女性のアーティストは自然の美を借りて、芸術作品を作っていました。男性は自然の美を利用して、自分の力で新たな構造を創り出すことで芸術作品を作るというように、二つの異なる視点があったように感じたのでした。

どちらがいいとか、そういうことではありません。二極の違った視点が存在する。そう、違いが存在するというだけです。

これまで約10年女性だけで仕事してきて、長いこと今向かっている構想は持ちつつも、行動に出る(勝負に出る)ことは、いつかやればいいと先送りしていました。

心のどこかに(今が幸せならそれでいい)的な気持ちがあって、ぶち壊して新たな何かを作らねばいかん!という気概は振り絞らないと出てこない・・・というか、そもそも振り絞ったら出てくるのか?っていう話です。つまり、外部から私たちだけでは振り絞っても出てこない、気概を注入してもらう必要があったのでしょう。

ということで、国際ブロード・エデュケーション協会は女性だけでやることになりました。が、これまでのメンバーだけだと、やはりこの名称(国際ブロード・エデュケーション協会)を名乗ってしまうのは、こそばゆい感じがあります。でもこう思うのです。女性だけでも人数が増えて、ちらばった点々が一つのうねりとなれば、個々では力が出ない女性でも、パワーになるのではないかと。

その他にも、今回学んだことがあったので書き留めておきます。

一言で言えば「コントラスト」です。過去、女性だけで約10年一緒に仕事をしてきましたが、私たちはいつもフリーフォームでやってきました。つまり型などなく、でもみな1を聞けば10想像していることを、お互いに阿吽の呼吸で理解している状態です。ただ、自分たちがそうしたやり方でやっていたと、強くは認識できていませんでした。

それがコントラスト(明×暗、白×黒・・)の、フリーフォームの逆である、フォームを持って進行する状態を一瞬でも経験することで、明確に自分たちの姿が見えてきたのです。

両極を見て初めて物事の本質が見えてくるということは、実はペトロスキー先生から先日教えていただいたことでした。先生は日本語についてそのことをおっしゃっていましたが、両極を理解して初めて物が鮮明に見えてくるということは、きっと多くの物事で言える原理なのだと思います。先生はいつもそうした原理を教えてくださいます。

先生がこの間おっしゃっていたことは、とても重要なことだと思えますので、少し話が逸れますが、ここでシェアさせていただきます。

「英語という別な言語を理解することで、日本語の素晴らしさがはじめて解るようになる」(私の解釈)ということ。

■ ペトロスキー先生のブログ
※ http://ameblo.jp/texas-no-kumagusu/entry-12250387600.html

子どもの教育で、母国語の大切さを忘れて英語に走ってもいけませんが、母国語だけしっかり教えていれば、日本語を深く理解できるようになるものではなく、外国語を知ることで、日本語の特性がはじめて理解できるようになるということです。

仕事の話に戻りますが、二極の対極を理解することで、初めて自分の姿が見えてくる。更に言えば、今回コントラストによって自分の姿が見えてくると、新たに解ったことがありました。それは、自分の姿が見えてくることで自分の強味も見えてくるということです。弱点だと思っていたことは、実は弱点ではなく強味でもあったようです。

この度の出来事で私たちは、男X女、フリーフォームXフォームというコントラストを見て、自分たちの強味を認識することができました。強味は認識されていなければ磨きようがありませんが、認識していれば自分が持つ強味や長所を解った上で集中して磨き、利用することができるようになると思います。

昨日のスタッフミーティングでは、きっと各自が暗黙の了解としてそうしたことを心の中で感じていたように思います。急に私たちの目の前が明るくなったように色々なことが矢継ぎ早に決まり、更に前に進むスピードが加速したように感じました。

こうして仕事をする中で、人生で織りなす様々な学びを頭で知るだけでなく体感するかの如く経験させてもらえるなんて、私はなんで幸せな環境を与えられたのだろうと、つくづく感謝の念を感じぜずにはいられません。

本日もテキサスは晴天なり。

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