来年の親子馬リトリートにむけて

来年の親子馬リトリートにむけて

来年の夏、親子馬リトリートのためにここを一か月予約しました。

嘘みたいな話ですが「貸し切り」です。

ただ、夏の一か月だけではなく、年間を通して馬のプログラムが可能になる計画。なので馬たちはこちらに住む予定になっています。って、このビデオ見たらさぞかし高いんじゃないかと驚かれると想像しますが、多分、例年通りの予算で仕上げることができそう。

これから親子の馬セミナーだけでなく、また日本から来る人たちだけを対象としてではなく、アメリカ人も対象に、色々な馬のリトリートをやっていきたいと考えています。まずは10月はテストケースとしてやってみようかと思っているのですが、この辺りの心境が、自分でも若い頃の心持と随分違うと驚いているところです。

若い頃は、「絶対にやってやる」という気持ちに動かされていたのですが、今は、関わる人たちが全て丸く収まって、みんながハッピーになれるようだったら続けようかな、っていう感じ。もし川の流れがこっちの方に向いているなら、その流れに乗りますが、流れに逆らわなければいけないような状況であれば、すぐに引き上げます。

デイビス・ランチ・リトリートとの提携はとてもスムーズな流れなので、今のところはいいかなあ。こちらの他にも、家から小一時間の、これまた超素晴らしい牧場リゾートで、カウンセラーとナチュラリストと提携して、一緒に馬の心理セラピー・プログラムをやる・・なんていう話もあって、そちらの人たちはみな乗り気になってくれていたのですが、私は土地が馬に合わないと判断して、その川の流れに乗るのは止めました。

馬に助けてもらって、人の心が癒されたり幸福感を感じたり、または自分の正直な心に気づかせてもらったりするには、馬たちがハッピーじゃなかったらダメでしょ、って思ったのです。

 
デイビス・ランチ・リトリートと、どっちにしようかと迷った場所は、人材も揃っててビジネスにとっては最高の条件。なので、そっちの方向に突き進むつもりでいました。でも、頭の片隅に(あれ、何かが違うかも・・)とふと思い、土地の様子を調べました。するともともとの土地は、砂の下に石がたくさんあることが判明。

あまりにも条件が良かったので迷いましたが、何を基準にするか自分の中に設定したので、迷いはすぐにふっきれました。その基準は「ハッピー・ホース」。幸せな馬たちを育てることに基準を合わせ、それに沿って道を選択。馬たちに仕事をしてもらうために、彼らにとって素晴らしい環境を選ぶことを優先しました。

馬が幸せじゃなかったら、いくら彼らだって人の気持ちを癒す余裕はないかも。いや、それでも馬から癒されるということもあるかもしれない・・・けど、リラックスしてて幸福な馬の傍にいると、どんだけ幸せな気持ちになれるか知ってしまうと、その体験を他の人にも味合わせてあげたいなあ、と思っているのでした。

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