マミ〜の無料相談:3歳の息子の躾が細かすぎるかと悩んでいます

マミ〜の無料相談:3歳の息子の躾が細かすぎるかと悩んでいます

ゆいさんからのご相談

こんにちは。野性的で厳しくも、真理を大切にされている子育てにいつも刺激をうけております。

こちらで直接ランディさんへのご相談ができるということで、漠然と抱えた不安に対するランディさんのお考えをお聞かせいただけたら…と思います。

今、3歳になる男の子ですが、1歳頃から躾を厳しくしすぎたせいか、とても大人しいいい子に育っています。育てやすく助かる面はありますし、他人からもおとなしく本当に躾が行き届いていい子ね〜と言われます。が…

日本独自の、騒がない、走らない、登らない!と細々としたところまで注意をしていると、それこそ野生的な感性や感覚を削ぎ落としてしまうのではないか…と漠然とした不安が解消できないまま、現在進行形で子育てしております。

注意の内容は本当に多岐に渡っており、
・着替えやトイレなど自分のことは自分でする。
・片付けも少しは手伝うが、基本的には自分でする。
・野菜を食べてない日はおやつは無し。
・椅子には立たない。
・机にも、もちろん立たない。
・公園など迷惑のかからない場所以外、ほぼ手をつないで歩かせている。
・食べるときは遊ばない。

あげるときりがないですが、日本は狭い環境ですので、公園以外は危なくてなかなか自由にさせてあげられません。

先の相談内容へのご回答に、死ななければ何でもありというものがありましたが、ランディさんが躾は厳しくされたと書かれているものも拝読しました。

このまま、社会のルールをしっかりと教えていっても良いのでしょうか?

わたしも、野生的な感性は、人を見る目や状況判断において、人生に必要不可欠なものだと考えています。それを無くすくらいなら、大袈裟に言えば、子供のうちは何も守れなくてもいいとさえ思っております。

ただ、野生的な感性と躾は全く切り離していいものか、どの点を大切にしたら感性や感覚を削ぎ落とさずに育てていけるのか。

ランディさんがご存知のことがありましたら、併せて教えていただけると今後の育児により自信を持って挑めると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

from マミ〜

ゆいさん

すごく長くコメント書きましたが、消しました。なぜなら、そのどれもが現実的に、実際的に、ゆいさんの子育ての役に立つとは思えなかったからです。言葉で説明して伝わるものじゃないと思いました。

私がお母さんたちの子育てに興味があるのは、その先にいる子どもたちの幸福に多大な関心があるからです。なので私は親側の人間ではありません。子ども側の人間として、自分の言葉で説明できない子どもたちの、スポークスマンのようなつもりです。

そこでゆいさんのお子さんの代わりに、(ボクをこう育ててくれ~)ということをお伝えさせていただきます。

自然の中に連れ出してください。山歩き、ハイキング、川遊び、浜辺で遊ぶ、なんでもいいです。積極的に自然を捜して、そこで喚こうが、騒ごうが、走って転ぼうが、ドロドロになろうが、怪我しそうな時だけ手を出して、ほっぽっておいてあげて欲しいです。

自然にたくさん触れさせることを継続してみてください。そしたらお母さんも自然と、厳しいこととはなんぞや?という、躾の境界線を自分で見つけられるようになると思いますよ。そのためには、自然に触れさせるという行動をしてください。行動と共に答えは自然と導かれるように、ゆいさん自身で見つけられると思います。

ゆいさん

ランディさん、とても心に刺さるアドバイス、ありがとうございます。自然と共に…と思い毎日公園へ連れ出す育児をしておりましたが、寒くなってきてからというもの、めっきり自然に触れさせる時間が減っておりました。

ランディさんからのこの貴重なヒントをもとに、私自身が厳しさを肌で感じることが出来るよう、根気強く連れ出してみたいと思います。山や川へは遠くて毎週は難しいですが、月に一〜二度は行けるよう、工夫してみたいと思います。相談して本当に良かったです!ありがとうございます‼︎

ランディさん、マナーという面での躾に関しては、どのように考えられていますか?

日本は地下鉄には乗っても騒いでいると白い目で見られますし、レストランへもマナーをある程度守れる大人しい子でないと、なかなか行けません。

人様の目は気にせずに…と行きたいところですが、『こちらが 自分の勝手で子供を産み育てているわけだから、(子供だから仕方ないでしょう)という態度ではなく、子育てに寛容じゃない方へも配慮して行動するべき』という私自身の考えもあります。

気を使っていても多少の迷惑は掛かるものなので、最低限、律するところは律しないと、公の場には連れて回れない…という思いがあるので、どうしてもマナーという種の躾に関してもついガミガミ言ってしまうのです…

住まいは都会なほうで、家の前は大きな道路ですし、地下鉄やバスもよく利用します。

ランディさんの住まわれてある場所とは事情が違うと思いますが、ランディさんでしたら、大人が勝手に作った、生きる事に特別に必要ない類のマナーに関して、どのように教えてかれますか?

重ねての質問になりますが、どうぞよろしくお願いします。

これだけ腑に落ちる、真理をついたアドバイスを頂けて、息子さんがしっかり成長されるのも当然だなと感じました。

4月からモンテッソーリ幼稚園へ通わせようと思い、週2回プレスクールに通わせていたのですが、ここ最近の少し魂の抜けたような息子を見て、息子のとても大切なものを落としていると本当に不安でした。

幼稚園に問題があるのではないことは分かっていますが、幼稚園へ行って、帰りに公園へ寄ることは毎日できますが、海や川や山など、過保護に舗装されていない大きな自然へ連れ出すのは正直月2回くらいが精一杯です。

外遊びが少なく、室内でのお仕事がメインの幼稚園ですので、3〜6歳の殆どの時間を過ごす 大事な園選びを、ギリギリのところで改めて考えるとてもいい機会になりました。

実は、車で1時間くらいのところに、園児はかなり少数ですが、園舎を持たず、山や川などの自然を教室にして、毎日探検をしている風変わりな幼稚園があります。とても気になっていたのですが、通園を考えると私の負担は大きく、楽を取るために見学を見送ったのです。

そちらへも一度見学へ行ってみることにしました!

警笛を鳴らして頂き、ありがとうございます。

from マミ〜

ゆいさん

お子さんに、人から指を差されたり注意されることはさせたくないと、かなり細心にお考えになる方のようですので、ここでのやり取りは辛いものになるかもしれませんが、踏ん張ってください。思いやりを持って厳しく物を申させていただきますこと、前もってお伝えいたします。

一本目のコメントバックで、まずは自然をご自分で体験し、そこから自力で答えを探していってくださいとお伝えしました。私は真摯に考慮させていただいた上で、そのようにお返事さしあげました。が、そのことについてリスペクトされず、こうしてまた答えを求めるために書かれているので、今回は少々厳しい物言いになりますが、ここから是非、学んでください。

躾うんぬんと申されるのであれば、まずは親自身が他者をリスペクトすることを学ぶ必要があるように思います。私にはそうした躾の方が、(手を必ず洗うこと)みたいな、日常のくだらない決まり事よりも、よっぽど大事な躾ではないかと考えています。

>ランディさんの住まわれてある場所とは事情が違うと思いますが、ランディさんでしたら、大人が勝手に作った、生きる事に特別に必要ない類のマナーに関して、どのように教えてかれますか?

もしかして、アメリカ人の方が自由奔放というイメージあるのでしょうか?実際は日本人よりもむしろ、教育をしっかり受け躾されている親は、アメリカ人の方が躾に厳しいように思います。これは、私の知る人たちはそうであるという主観でしかありませんが。

社会のルールを守ることを教えるのは、生きることを教えるということでもあると考えます。ですから、社会のルールは教える必要はあると思います。それを守らなければ、究極、牢屋に入れられます。

ただ今の日本の社会は、自分勝手な大人が多すぎるように思います。なぜ子どもを育てることに寛容になれないのかと、憤りを感じてしまいます。きっと私だけでなく、普通に考えたら、子育てに寛容になれない世間の風潮の方が、何か間違っていると感じている人は多いのではないでしょうか。

>『こちらが 自分の勝手で子供を産み育てているわけだから、(子供だから仕方ないでしょう)という態度ではなく、子育てに寛容じゃない方へも配慮して行動するべき』

多くのことでは私も一人の母として、お母さんたちの気持ちに共感できるのですが、(こちらが 自分の勝手で子供を産み育てているわけだから)と卑屈になる必要があるのか、私にはまったく理解できません。「社会のルールは守りつつも、他人には自分の子どもの人生を左右させない。」どうですか?これは無理ですか?

環境という、子どもが生きる社会のルールを守れども、子どもにとって一番重要な環境とは「お母さん」だと思います。そのお母さんが、今、妙な方向に変化している日本の社会から、子どもを守ってあげることも必要な時があるのではないでしょうか。望遠鏡を逆から見て、小さい穴を通して社会を見るのではなく、小さい穴から大きな穴を見て、広く考える必要があると思います。

ではその指針をどう見つけたらいいか、迷われることと思います。なので、それは言葉や文字で得た情報をグルグル考えるのではなく、ご自分自身も自然の中に身を置き、自由に駆け回る子どもを眺めながら、沈思黙考されることをお薦めしたのであります。

頭で考えているだけでは見えてこないことがあります。

ゆいさん

ありがとうございます。
それから、私の文章力や読解力がなく、失礼に伝わりましたらすみません。

ランディさんのブログを食い入るように読み、どの記事にもとても感動しています。

そして、1度目のアドバイスで、わたし自身が自然に身を置くこともやってみようと主人に話したところです。

とても偏差値の低い高校しか出てない、学のないなかで、どうにか失礼のないようにと丁寧に文章を書いたつもりでいると、逆に失礼になっていることがこれまでもありました。

1度目のアドバイスでランディさんのメッセージを読み取れなかったため、また質問をしてしまいすみません。

わたし自身の学びが必要なのはとてもよく承知しています。

とにかく、実践してみます。

本当に、心からのメッセージをありがとうございます。

頂いたお言葉をしっかり受け止めて体得していきたいと思います。

from マミ〜

ゆいさん

気にしないで~。それに偏差値とか、そんなこと言わないで~。書かれていた文章は、きちんとした文章でしたし、そもそも私は学校の勉強ができたとかできないとか、どうでもいいと思っています。大事なのはEQ!

早速、ご主人と話し合われて行動されるのですね。私たち母たちは子どものために、本当にできるだけのことしようと、がんばりますよね。お母さんたちのその想いはすごいと思います。

ちなみに母親が学ぶことが必要なのは、子どもが大人になるまで、いや、もしかしたら大人になった後でも、全ての人に、常に言えることと思います。ゆいさんは、学ぶべきは自分自身であると認識されているので、あとは前向きに進むだけですね。頑張ってください。そして・・・

楽しんでください!

ゆいさん

本当に何度もコメント頂きありがとうございます。お金や学歴がなくとも、子供にとって最良の教育を提供していけるように…と開設頂いているこのブログに、本当に色々なことを学ばせて頂いています!

そう思うと、今の時代に子育て出来ていることは本当に幸せです。

正直なところ自分の知識を補うために、たくさんの教育に関する本やブログを片っ端から読んでいますが、マミーの子育てほど感動したものはありませんでした。

どの内容もとても深く、一度読むだけでは理解できないので、1つについて何度も読みながら、経験と合わせて理解できていくことが増えているのかな?と読んでも読んでも新しい発見があるこちらのブログを楽しみにしています!

学ぶことはわたし自身大好きなので、これからも息子と一緒に、色々な勉強をしていきたいと思っています。

また、悩むことがたくさん出てくると思います。その時はまた相談させて頂けたら嬉しいです。

お時間を割いて、本当に考えてコメントを下さったこと、ありがとうございます。

また更に更にファンになりました。文を短くするのが苦手なので、毎回長文で失礼します。

今回のコメントも折に触れて何度も読みながら、自分のものにしていきたいと思います!
心より感謝します!

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